8月30日の誕生花

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8月30日の誕生花は?花言葉もあわせて紹介

誕生花とは?

誕生花とは、生まれた月日にちなんだ花のことです。
1年366日(2月29日も含む)それぞれに特定の誕生花が割り当てられていて、その日に生まれた人を象徴する花とされています。

誕生花の由来は諸説ありますが、古代ギリシャ・ローマ時代に、神々が特定の日や月、そして花と結びついているという考え方があったことが起源の一つとされています。
その考え方が時を経て、それぞれの日に特定の花を結びつける習慣へと発展していきました。

また、花言葉はそれぞれの花が持つ特徴やイメージから連想される言葉がつけられています。
例えば、赤いバラは「愛情」や「情熱」、白いユリは「純潔」や「無垢」といった具合です。
誕生花を贈ることは、その花が持つ花言葉を通じて、相手にメッセージを伝えるという意味合いも持ちます。

注意点として、誕生花は国や地域、また解釈によって異なる場合があります。
例えば、同じ1月1日でも、ある国ではスノードロップが誕生花とされている一方、別の国では別の花が誕生花とされていることがあります。
これは、それぞれの国や地域の文化、気候、花の生育状況などが異なるためです。

誕生花を贈る習慣は、誕生日のお祝いをより特別なものにする素敵な方法です。
花束やアレンジメントとして贈るだけでなく、誕生花をモチーフにしたアクセサリーや雑貨などをプレゼントするのも人気があります。

誕生花を贈る際には、相手の好みや伝えたいメッセージに合わせて、ぴったりの花を選ぶことが大切です。
また、花言葉だけでなくその花の持つ背景やストーリーを知ることで、より深く、意味のある贈り物になることでしょう。

8月30日の誕生花は?

8月30日の誕生花は、ヒガンバナ、ツキミソウ、スパティフィラムなどです。

8月30日の誕生花:ヒガンバナ

ヒガンバナ(彼岸花)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草(球根植物)で、
秋の彼岸の頃に、鮮やかな赤い花を咲かせます。
8月28日の誕生花としても紹介いたしましたが、地域や解釈によって、異なる日付の誕生花とされることがあります。
中国原産で、日本には古くに渡来し、
田んぼのあぜ道や墓地などによく見られます。
「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」とも呼ばれ、
その美しさから、様々な文学作品や芸術作品にも登場します。
葉が出る前に花が咲く、という特徴があります。
全草に毒があるので、注意が必要です。

ヒガンバナの花言葉は、「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」「情熱」などです。
「悲しき思い出」や「あきらめ」は、ヒガンバナが、
お彼岸の頃に咲くことや、その鮮やかな赤色が、
別れや死を連想させることに由来すると言われています。
一方、「情熱」や「独立」は、
その力強く美しい花姿に由来すると考えられます。

ヒガンバナは、観賞用として、庭や公園などに植えられます。
日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも育ちます。
球根を植え付けておけば、毎年花を咲かせます。

8月30日の誕生花:ツキミソウ

ツキミソウ(月見草)は、アカバナ科マツヨイグサ属の二年草で、夕方から夜にかけて白い花を咲かせ、翌朝にはしぼんでしまう一日花です。
6月21日の誕生花としても紹介いたしましたが、地域や解釈によって、異なる日付の誕生花とされることがあります。
名前の通り、月夜に美しく咲くことから名付けられました。ただし、一般的に「ツキミソウ」と呼ばれる花は、同じマツヨイグサ属のオオマツヨイグサやメマツヨイグサなどを指すことも多く、本来のツキミソウ(学名:Oenothera tetraptera)は、園芸的にはあまり流通していません。

ツキミソウ(ここでは、オオマツヨイグサやメマツヨイグサなどを含む)の花言葉は、「無言の愛情」「ほのかな恋」「移り気」などです。これらの花言葉は、ツキミソウが夜にひっそりと咲き、朝にはしぼんでしまう儚さや、月明かりの下で咲く姿が、秘めた恋心を連想させることに由来すると言われています。

ツキミソウは、道端や空き地などでよく見られます。丈夫で育てやすく、こぼれ種でも増えます。

8月30日の誕生花:スパティフィラム

スパティフィラムは、サトイモ科スパティフィラム属の多年草で、
白い仏炎苞(ぶつえんほう)と、中心にある肉穂花序(にくすいかじょ)が特徴的な、
スタイリッシュな植物です。
熱帯アメリカ原産で、観葉植物として人気があります。
花持ちが良く、切り花としても利用されます。

スパティフィラムの花言葉は、「清らかな心」「清々しい日々」「上品な淑女」などです。
これらの花言葉は、スパティフィラムの白く清楚な花姿や、
空気を浄化する効果があると言われていることに由来すると言われています。
また、その上品な姿から、「清純」という花言葉も持ちます。

スパティフィラムは、高温多湿を好み、直射日光を避けた、
明るい室内で育てます。
水切れに注意し、葉水を与えると、より美しく育ちます。

まとめ

8月30日の誕生花は、ヒガンバナ、ツキミソウ、スパティフィラムと、それぞれ異なる魅力を持つ花々です。ヒガンバナは「悲しき思い出」、ツキミソウは「無言の愛情」、スパティフィラムは「清らかな心」という花言葉を持ち、それぞれの花の特性やイメージを象徴します。これらの誕生花を贈ることで、言葉だけでは伝えきれない想いを届けることができるでしょう。誕生日という特別な日に、花言葉やその背景にあるストーリーを添えて贈れば、より一層心に残るプレゼントとなるはずです。ヒガンバナは毒があることにも注意して贈ると良いでしょう。

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