12月15日の誕生花は？花言葉もあわせて紹介

誕生花とは？

誕生花とは、生まれた月日にちなんだ花のことです。
1年366日（2月29日も含む）それぞれに特定の誕生花が割り当てられていて、その日に生まれた人を象徴する花とされています。

誕生花の由来は諸説ありますが、古代ギリシャ・ローマ時代に、神々が特定の日や月、そして花と結びついているという考え方があったことが起源の一つとされています。
その考え方が時を経て、それぞれの日に特定の花を結びつける習慣へと発展していきました。

また、花言葉はそれぞれの花が持つ特徴やイメージから連想される言葉がつけられています。
例えば、赤いバラは「愛情」や「情熱」、白いユリは「純潔」や「無垢」といった具合です。
誕生花を贈ることは、その花が持つ花言葉を通じて、相手にメッセージを伝えるという意味合いも持ちます。

注意点として、誕生花は国や地域、また解釈によって異なる場合があります。
例えば、同じ1月1日でも、ある国ではスノードロップが誕生花とされている一方、別の国では別の花が誕生花とされていることがあります。
これは、それぞれの国や地域の文化、気候、花の生育状況などが異なるためです。

誕生花を贈る習慣は、誕生日のお祝いをより特別なものにする素敵な方法です。
花束やアレンジメントとして贈るだけでなく、誕生花をモチーフにしたアクセサリーや雑貨などをプレゼントするのも人気があります。

誕生花を贈る際には、相手の好みや伝えたいメッセージに合わせて、ぴったりの花を選ぶことが大切です。
また、花言葉だけでなくその花の持つ背景やストーリーを知ることで、より深く、意味のある贈り物になることでしょう。

12月15日の誕生花は？

12月15日の誕生花は、ジンチョウゲ、チューリップ、カトレアなどです。

12月15日の誕生花：ジンチョウゲ

ジンチョウゲ（沈丁花）は、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木で、中国原産です。
早春に、強い芳香のある花を咲かせます。
三大香木（ジンチョウゲ、クチナシ、キンモクセイ）の一つとしても知られています。

ジンチョウゲの花言葉は、「栄光」「不死」「不滅」「永遠」などです。
常緑であることや、強い香りが長く続くことに由来すると言われています。

12月15日の誕生花：チューリップ

チューリップは、ユリ科チューリップ属の球根植物で、トルコ、中央アジアなどが原産です。
春を代表する花の一つで、様々な品種があり、花色や花の形も豊富です。

チューリップの花言葉は、「思いやり」「博愛」などです。
色によっても花言葉は異なり、
- 赤：「愛の告白」「真実の愛」
- ピンク：「愛の芽生え」「誠実な愛」
- 黄：「望みのない恋」「名声」
- 白：「失われた愛」「新しい恋」
などがあります。

12月15日の誕生花：カトレア

カトレアは、11月24日の誕生花としても紹介しましたが、12月15日の誕生花でもあります。
ラン科カトレア属の植物で、中南米原産です。
「洋ランの女王」とも呼ばれ、華やかで豪華な花を咲かせます。
花色や花の形も豊富で、多くの品種があります。

カトレアの花言葉は、「優美な貴婦人」「成熟した大人の魅力」「魔力」「魅惑的」などです。
その豪華で美しい花姿に由来すると言われています。

まとめ

12月15日の誕生花は、ジンチョウゲ、チューリップ、カトレアなどです。ジンチョウゲは、早春に香る花、チューリップは、春を代表するカラフルな花、そしてカトレアは、「洋ランの女王」と呼ばれる華麗な花です。

これらの誕生花は、12月15日生まれの方への贈り物として、誕生日のお祝いをより特別なものにするでしょう。花束やアレンジメントとして贈るだけでなく、ジンチョウゲは庭木や鉢植えに、チューリップは球根や鉢植えで、カトレアは鉢植えで楽しむのもおすすめです。誕生花をモチーフにしたアイテムも喜ばれるでしょう。花言葉や、その花にまつわるストーリーを添えて、より心のこもったプレゼントにしてみてはいかがでしょうか。