12月30日の誕生花は？花言葉もあわせて紹介

誕生花とは？

誕生花とは、生まれた月日にちなんだ花のことです。
1年366日（2月29日も含む）それぞれに特定の誕生花が割り当てられていて、その日に生まれた人を象徴する花とされています。

誕生花の由来は諸説ありますが、古代ギリシャ・ローマ時代に、神々が特定の日や月、そして花と結びついているという考え方があったことが起源の一つとされています。
その考え方が時を経て、それぞれの日に特定の花を結びつける習慣へと発展していきました。

また、花言葉はそれぞれの花が持つ特徴やイメージから連想される言葉がつけられています。
例えば、赤いバラは「愛情」や「情熱」、白いユリは「純潔」や「無垢」といった具合です。
誕生花を贈ることは、その花が持つ花言葉を通じて、相手にメッセージを伝えるという意味合いも持ちます。

注意点として、誕生花は国や地域、また解釈によって異なる場合があります。
例えば、同じ1月1日でも、ある国ではスノードロップが誕生花とされている一方、別の国では別の花が誕生花とされていることがあります。
これは、それぞれの国や地域の文化、気候、花の生育状況などが異なるためです。

誕生花を贈る習慣は、誕生日のお祝いをより特別なものにする素敵な方法です。
花束やアレンジメントとして贈るだけでなく、誕生花をモチーフにしたアクセサリーや雑貨などをプレゼントするのも人気があります。

誕生花を贈る際には、相手の好みや伝えたいメッセージに合わせて、ぴったりの花を選ぶことが大切です。
また、花言葉だけでなくその花の持つ背景やストーリーを知ることで、より深く、意味のある贈り物になることでしょう。

12月30日の誕生花は？

12月30日の誕生花は、ガーベラ、ハボタン、ロウバイなどです。

12月30日の誕生花：ガーベラ

ガーベラは、キク科ガーベラ属の多年草で、南アフリカ原産です。
花の色が豊富で、明るく陽気な雰囲気を持つことから、花束やアレンジメントによく利用されます。

ガーベラの花言葉は、「希望」「常に前進」「神秘」「辛抱強さ」などです。
色によっても花言葉は異なり、
- 赤：「神秘」「燃える神秘の愛」
- ピンク：「崇高美」「感謝」
- 黄：「究極美」「親しみやすい」
- オレンジ:「冒険心」「我慢強さ」
などがあります。

12月30日の誕生花：ハボタン

ハボタン（葉牡丹）は、11月27日の誕生花としても紹介しましたが、12月30日の誕生花でもあります。
アブラナ科アブラナ属の多年草で、ヨーロッパ原産です。
キャベツやブロッコリーの仲間で、葉が色づき、牡丹の花のように見えることから「葉牡丹」と名付けられました。
冬の庭を彩る植物として、お正月飾りにもよく利用されます。

ハボタンの花言葉は、「祝福」「慈愛」「利益」「物事に動じない」などです。
葉が幾重にも重なる姿が、縁起の良いキャベツと似ていることに由来すると言われています。

12月30日の誕生花：ロウバイ

ロウバイ（蝋梅）は、ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木で、中国原産です。
冬に、黄色い花を咲かせ、甘い香りを放ちます。
花びらが蝋細工のような質感を持つことから、この名前がつけられました。

ロウバイの花言葉は、「慈愛」「優しい心」「先見の明」「先導」などです。

まとめ

12月30日の誕生花は、ガーベラ、ハボタン、ロウバイなどです。ガーベラは、明るく元気な印象の花、ハボタンは、冬の庭を彩る縁起の良い植物、そしてロウバイは、甘い香りと黄色い花が魅力的な花木です。

これらの誕生花は、12月30日生まれの方への贈り物として、誕生日のお祝いをより特別なものにするでしょう。花束やアレンジメントとして贈るだけでなく、ハボタンやロウバイは庭木や鉢植えに、ガーベラは鉢植えや切り花で楽しむのもおすすめです。誕生花をモチーフにしたアイテムも喜ばれるでしょう。花言葉や、その花にまつわるストーリーを添えて、より心のこもったプレゼントにしてみてはいかがでしょうか。