観葉植物のアイビー(ヘデラ)

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アイビー(ヘデラ)の育て方|鉢植え・水栽培、室内・屋外など状況別に解説

観葉植物アイビー(ヘデラ)とは?特徴や種類、花言葉について

アイビー(ヘデラ)の基本情報(原産地、学名など)

アイビーは、ウコギ科キヅタ属のつる性常緑植物で、一般的には「ヘデラ」とも呼ばれます。
学名は、Hedera(ヘデラ)と言います。
原産地は、北アフリカ、ヨーロッパ、アジアなど、広範囲にわたります。

アイビーの最大の特徴は、つる性の茎と、様々な形をした葉です。
葉は、濃い緑色のものや、斑入りのものなど、種類によって様々な色や模様があります。
また、アイビーは、気根と呼ばれる根を出し、
壁や樹木などに付着して成長していきます。
この性質を利用して、
壁面緑化やグランドカバーなどにも利用されています。

丈夫で育てやすく、耐陰性もある程度あるため、
観葉植物として非常に人気があります。
室内でも屋外でも育てることができ、
ハンギングバスケットや寄せ植えなど、
様々な楽しみ方ができます。

アイビー(ヘデラ)の主な種類と特徴

アイビー(ヘデラ)には非常に多くの種類がありますが、ここでは代表的なものを紹介します。

ヘデラ・ヘリックス(イングリッシュアイビー)

ヘデラ・ヘリックスは、最も一般的に流通しているアイビーで、
「イングリッシュアイビー」とも呼ばれます。
葉は、濃い緑色で、
3~5裂するものが多く、
様々な形や大きさのものがあります。
丈夫で育てやすく、
初心者にもおすすめの品種です。
寒さにも比較的強く、
屋外での栽培も可能です。

ヘデラ・カナリエンシス(オカメヅタ)

ヘデラ・カナリエンシスは、「オカメヅタ」とも呼ばれ、
ヘデラ・ヘリックスよりも葉が大きいのが特徴です。
葉は、濃い緑色で、
光沢があります。
成長が早く、
丈夫で育てやすい品種です。
寒さにはやや弱いため、
冬場は室内に取り込むか、
霜よけをするなどの対策が必要です。

ヘデラ・ helix 'グレーシャー'

ヘデラ・ helix 'グレーシャー'は、
ヘデラ・ヘリックスの園芸品種で、
葉に白い斑が入るのが特徴です。
涼しげな印象で、
インテリアとしても人気があります。
他のアイビーに比べて、
やや寒さに弱い傾向があります。

そのほか、葉が小さい「ミニアイビー」や、葉に黄色い斑が入る「ゴールドチャイルド」など、様々な品種があります。

アイビー(ヘデラ)の花言葉と風水効果

アイビー(ヘデラ)の花言葉は、「永遠の愛」「友情」「信頼」「不滅」「結婚」です。

これらの花言葉は、アイビーが常緑性で、
枯れることなく長く伸び続けることや、
壁や樹木などにしっかりと絡みつく性質に由来すると言われています。
特に、「永遠の愛」や「結婚」という花言葉から、
結婚式の装飾や、ブーケなどにもよく用いられます。

風水では、アイビーは、「陽」の気を持つ植物とされ、
邪気を払い、良い気を呼び込む効果があると言われています。
特に、玄関やリビングなどに置くと、
家全体の運気を高めるとされています。
また、アイビーのつるが、
良い運気を絡めとるとも言われています。

アイビーは花を咲かせることがありますが、観葉植物として栽培されている場合は開花することは稀です。花は、黄緑色の小さな花が球状に集まって咲きます。

初心者でも簡単!アイビー(ヘデラ)の基本的な育て方【鉢植え編】

置き場所(日当たり、風通し、温度)

アイビーは、耐陰性があるため、ある程度の日陰でも育てることができますが、本来は日光を好む植物です。日当たりの良い場所に置くことで、葉の色が鮮やかになり、健康に育ちます。ただし、真夏の直射日光は葉焼けの原因になるため、レースのカーテン越しなど、柔らかい光が当たる場所か、午前中だけ日が当たる場所に置くのが理想的です。

また、風通しの良い場所に置くことも大切です。風通しが悪いと、病害虫が発生しやすくなります。窓を開けて換気をしたり、サーキュレーターを利用したりして、空気を循環させるようにしましょう。ただし、エアコンの風が直接当たる場所は、乾燥しすぎるため避けてください。

アイビーは、種類によって耐寒性が異なりますが、一般的に、冬場は5℃以上の場所に置くようにしましょう。特に、斑入りの品種は、寒さに弱い傾向があります。屋外で育てている場合は、冬場は室内に取り込むか、霜よけをするなどの対策が必要です。

水やり(頻度、量、注意点)

アイビーの水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えるのが基本です。ただし、過湿は根腐れの原因になるため、水のやりすぎには注意が必要です。特に、冬場は、生育が鈍るため、水やりは控えめにします。

季節ごとの水やり頻度

  • 春~秋(生育期):土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。目安としては、週に1~2回程度です。
  • 冬(休眠期):土の表面が乾いてから、さらに2~3日待って水やりをするようにしましょう。目安としては、月に1~2回程度です。

葉水について

アイビーは、乾燥を防ぐために、葉水も効果的です。葉水は、乾燥を防ぐだけでなく、ハダニなどの病害虫の予防にもなります。霧吹きを使って、葉の表裏にたっぷりと水を吹きかけましょう。特に、乾燥しやすい室内や、エアコンを使用している場合は、葉水が効果的です。

水やりの際は、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与え、受け皿に溜まった水は必ず捨てるようにしましょう。また、気温が低い時間帯の水やりは避け、暖かい時間帯に行うようにしましょう。

肥料(種類、与える時期、注意点)

アイビーの生育期である春から秋にかけて、肥料を与えると、より元気に育ちます。
肥料には、液体肥料と固形肥料があります。
液体肥料は、水に薄めて与えるため、即効性があります。
固形肥料は、土に混ぜたり、土の上に置いたりして使用し、効果が長く持続します。

肥料の与え方は、製品の説明書に従って、適切な量と頻度を守ることが大切です。
肥料の与えすぎは、根を傷める原因になるため、注意が必要です。
特に、窒素分の多い肥料は、葉ばかりが茂り、株が弱くなることがあるため、避けましょう。
バランスの良い肥料を選ぶことが大切です。

冬場は、生育が鈍るため、基本的に肥料は与えないようにしましょう。

用土(種類、配合)

アイビーは、水はけの良い土を好みます。市販の観葉植物用の土や、赤玉土、腐葉土、パーライトなどを混ぜたものがおすすめです。自分で配合する場合は、赤玉土小粒6:腐葉土3:パーライト1 などの割合が良いでしょう。

排水性が悪いと根腐れしやすいため、注意が必要です。鉢底に鉢底石を敷くことも、水はけを良くするために効果的です。

植え替え(時期、方法、注意点)

アイビーは、成長するにつれて、根が鉢の中でいっぱいになり、根詰まりを起こすことがあります。根詰まりを起こすと、生育が悪くなるため、1~2年に1回程度、植え替えをする必要があります。植え替えの時期は、5月~9月頃が適しています。

植え替えの際は、一回り大きな鉢を用意し、新しい用土を使用します。古い土をある程度落とし、根を傷めないように注意しながら、新しい鉢に植え替えます。太く伸びた根は、剪定して長さを調整してもかまいません。植え替え後は、たっぷりと水を与え、直射日光の当たらない明るい日陰で1週間ほど養生させましょう。その後、徐々に通常の管理に戻していきます。

用土は水はけのよいものを使用しましょう。また、植え替えの際は、根を傷つけないように注意しましょう。

剪定(時期、方法、注意点)

アイビーの剪定は、主に、伸びすぎたつるを切り、形を整えるために行います。また、混み合った部分のつるを間引くことで、風通しを良くし、病害虫の予防にもなります。剪定の時期は、生育期である春から秋にかけてが適しています。

剪定の際は、清潔なハサミを使用し、切り口から雑菌が入らないように注意しましょう。
伸びすぎたつるは、好みの長さで切り戻します。
混み合った部分は、つるの根元から切り取るか、間引くように剪定します。
枯れた葉や黄色くなった葉も、見つけたら取り除くようにしましょう。

アイビーは、剪定に強い植物ですが、一度にたくさんのつるを切ると、株に負担がかかるため、注意が必要です。全体のバランスを見ながら、少しずつ剪定するようにしましょう。

切ったつるは、挿し木(次の見出しで解説)で増やすことも可能です。

増やし方(挿し木、水挿し)

アイビーは、生命力が強く「挿し木」や「水挿し」で簡単に増やすことができます。
増やし方については、次の次のH2見出しで解説します。

アイビー(ヘデラ)の水栽培での育て方

水栽培のメリット・デメリット

アイビー(ヘデラ)は、水栽培(ハイドロカルチャー)でも育てることができます。水栽培には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

  • 土を使わないため、清潔で管理が簡単
  • 水やりの頻度が少なくて済む
  • 根の成長を観察できる
  • インテリア性が高い
  • 虫がわきにくい

デメリット

  • 土栽培に比べて、生育が緩やかになる
  • 水質が悪化すると、根腐れを起こしやすい
  • 肥料の管理が難しい
  • 藻が発生することがある
  • 冬場は寒さに注意

水栽培は、手軽に始められるのが魅力ですが、いくつかの注意点もあります。メリット・デメリットを理解した上で、水栽培に挑戦してみましょう。

水栽培に適したアイビーの種類

アイビーは、基本的にどの種類でも水栽培が可能ですが、
特に水栽培に向いているのは、
葉が小さく、茎が細い品種です。
例えば、ヘデラ・ヘリックス(イングリッシュアイビー)の小型品種や、
ミニアイビーなどがおすすめです。

葉が大きい品種や、茎が太い品種は、
水栽培では根腐れを起こしやすいため、
避けた方が良いでしょう。

水栽培の始め方

アイビーの水栽培を始めるには、以下のものが必要です。

  • アイビーの挿し穂(または株分けしたもの)
  • 容器(ガラス瓶やコップなど、透明なものがおすすめ)
  • 根腐れ防止剤(ミリオンAなど)
  • ハサミ(消毒済みのもの)

水栽培の手順は以下の通りです。

  1. アイビーの茎を、清潔なハサミで10~15cm程度の長さに切る。(節の下で切るのがポイント)
  2. 下の方の葉を取り除く。
  3. 容器に根腐れ防止剤を入れ、水を入れる。(水の量は、茎の下部が少し浸かる程度)
  4. アイビーを容器に入れる。
  5. 直射日光の当たらない、明るい場所に置く。

水栽培の管理方法(水の交換頻度、肥料など)

水栽培では、水の交換が非常に重要です。水が腐ると、根腐れの原因になるため、こまめに水を交換しましょう。交換頻度は、季節や環境によって異なりますが、夏場は2~3日に1回、冬場は1週間に1回程度が目安です。水が濁っていたり、異臭がしたりする場合は、すぐに交換しましょう。

水の交換の際は、容器もきれいに洗いましょう。また、水道水をそのまま使うのではなく、一度沸騰させて冷ました水や、汲み置きした水を使うのがおすすめです。

水栽培では、土栽培に比べて、植物が吸収できる栄養が限られています。そのため、生育期には、水栽培用の液体肥料を与えるのがおすすめです。肥料の与え方は、製品の説明書に従って、適切な量と頻度を守りましょう。肥料の与えすぎは、根を傷める原因になるため、注意が必要です。冬場は生育が鈍るため、基本的に肥料は与えないようにしましょう。

そのほか、容器内に藻が発生した場合は、容器を洗浄して取り除きましょう。

水栽培から土栽培への移行方法

アイビーは、水栽培から土栽培へ移行することも可能です。
水栽培で育てたアイビーは、水中で発根しているため、土に植え替えても根付きやすいです。

水栽培から土栽培へ移行する際は、まず、水はけの良い用土を用意します。市販の観葉植物用の土や、赤玉土、腐葉土、パーライトなどを混ぜたものがおすすめです。
次に、鉢底に鉢底石を敷き、用土を入れます。アイビーを容器から取り出し、根を傷めないように注意しながら、新しい鉢に植え付けます。植え付け後は、たっぷりと水を与え、直射日光の当たらない明るい日陰で管理しましょう。

土栽培に移行した直後は、水やりを控えめにし、徐々に通常の管理に戻していきましょう。

【場所別】アイビー(ヘデラ)の育て方のポイント

室内での育て方

日当たりと風通しの確保

アイビーは耐陰性がありますが、
室内で育てる場合でも、
できるだけ日当たりの良い場所に置くのが理想的です。
日光不足になると、
葉の色が悪くなったり、
徒長したり、
葉が落ちやすくなったりします。
窓際など、明るい場所に置くようにしましょう。
ただし、
直射日光は葉焼けの原因になるため、
レースのカーテン越しなど、
柔らかい光が当たるように調整しましょう。

また、風通しも重要です。
風通しが悪いと、
病害虫が発生しやすくなります。
定期的に窓を開けて換気をしたり、
サーキュレーターを利用したりして、
空気を循環させるようにしましょう。

乾燥対策

室内は、特に冬場、
暖房の使用によって空気が乾燥しやすくなります。
アイビーは乾燥に弱いので、
葉水をこまめに行い、
湿度を保つようにしましょう。
葉水は、
乾燥を防ぐだけでなく、
ハダニなどの病害虫の予防にもなります。
霧吹きを使って、
葉の表裏にたっぷりと水を吹きかけましょう。
加湿器を使用するのも効果的です。

そのほか、鉢の受け皿に水を張って、その上に鉢を置くことでも湿度を上げられます。(ただし、鉢底が水に浸からないように注意)

屋外(ベランダ、庭)での育て方

直射日光と雨よけ

アイビーを屋外で育てる場合は、
直射日光と雨に注意が必要です。
アイビーは、
強い日差しに弱いため、
夏場は、
直射日光を避けて、
半日陰や明るい日陰に置きましょう。
遮光ネットなどを使用するのも効果的です。
また、
長雨に当たると、
根腐れを起こす可能性があるため、
梅雨時など、雨が続く場合は、
軒下などに移動させましょう。

冬越しの注意点

アイビーは、
比較的寒さに強い植物ですが、
種類や地域によっては、
冬越しに注意が必要です。
特に、斑入りの品種は、
寒さに弱い傾向があります。
冬場は、
霜に当たらないように、
軒下などに移動させるか、
不織布などで覆うなどの防寒対策を行いましょう。
温暖な地域では、
そのまま屋外で冬越しできることもありますが、
心配な場合は、
室内に取り込むのが安全です。

ハンギング、グランドカバーとしての活用

アイビーは、つる性の植物であるため、
ハンギングバスケットに仕立てたり、
グランドカバーとして利用したりすることもできます。
ハンギングバスケットにする場合は、
水切れに注意し、
こまめに水やりをするようにしましょう。
グランドカバーとして利用する場合は、
広がりすぎないように、
定期的に剪定をする必要があります。

アイビー(ヘデラ)のトラブルと対策

葉が落ちる

アイビーの葉が落ちる原因は様々ですが、主な原因と対策は以下の通りです。

  • 環境の変化:購入直後や置き場所を変えた後など、急激な環境の変化で葉を落とすことがあります。新しい環境に慣れると落ち着くことがほとんどです。
  • 水不足:土が乾燥しすぎると、葉が落ちることがあります。土の表面が乾いている場合は、たっぷりと水を与えましょう。
  • 水のやりすぎ(過湿):水のやりすぎは根腐れの原因となり、結果的に葉が落ちてしまいます。土の表面が乾いてから水やりをし、過湿にならないように注意しましょう。
  • 日照不足:日光が不足すると、光合成が十分に行われず、葉が黄色くなって落ちることがあります。明るい場所に置くようにしましょう。ただし、直射日光は葉焼けの原因になるため、避けてください。
  • 根詰まり:根が鉢の中でいっぱいになると、水や栄養を十分に吸収できなくなり、葉が落ちることがあります。1~2年に1回程度、植え替えをしましょう。
  • 寒さ:アイビーは、比較的寒さに強い植物ですが、種類や品種によっては、寒さで葉が落ちることがあります。冬場は、暖かい場所に置き、5℃以上の温度を保つようにしましょう。
  • 病害虫:ハダニやカイガラムシなどの病害虫が発生すると、葉が落ちることがあります。葉の裏などをよく観察し、病害虫を発見した場合は、早めに適切な薬剤を使用するか、被害を受けた部分を取り除くなどの対策が必要です。

葉が黄色くなる、茶色くなる

葉が黄色くなったり茶色くなったりする場合も、上記で挙げた原因と共通していることが多いです。
特に、水やり(過不足)、根腐れ、日照不足、肥料不足、病害虫などが主な原因として考えられます。

それぞれの原因に応じた対策を行いましょう。
葉先だけが茶色くなる場合は、空気の乾燥が原因であることも多いです。葉水をこまめに行いましょう。

葉がパリパリになる

葉がパリパリになる主な原因は、乾燥です。
特に冬場は暖房の使用で空気が乾燥しやすく注意が必要です。

水やりをしっかり行い、加湿器を使用したり、
葉水をこまめに行うなど湿度を保つようにしましょう。

葉に白い斑点、ベタベタする

葉に白い斑点ができたり、ベタベタする場合は、病害虫の被害にあっている可能性が高いです。

白い斑点はハダニやコナカイガラムシ、
ベタベタはカイガラムシやアブラムシなどの排泄物が原因として考えられます。

葉の裏をよく観察し、病害虫を発見した場合は、早めに適切な薬剤を使用するか、
被害を受けた部分を取り除く、
数が少ない場合は、濡れたティッシュや布で拭き取るなどの対策を行いましょう。

根腐れ

アイビーの根腐れは、水のやりすぎや、排水性の悪い土を使うことが主な原因で起こります。根腐れを起こすと、根が酸素を吸収できなくなり、株全体が弱ってしまいます。葉が黄色くなったり、茶色くなったり、葉が落ちたり、幹が柔らかくなったりするなどの症状が見られたら、根腐れを疑いましょう。

根腐れを起こしてしまった場合は、早急に植え替えが必要です。鉢から株を取り出し、傷んだ根をハサミで切り落とします。その後、新しい用土で植え替え、しばらくは水やりを控えめにし、明るい日陰で管理します。根腐れ防止剤を使用するのも効果的です。

根腐れを予防するためには、水のやりすぎに注意し、排水性の良い土を使うことが大切です。また、鉢底に鉢底石を敷くことも、水はけを良くするために効果的です。

病害虫

アイビーに発生しやすい病害虫としては、ハダニ、カイガラムシ、アブラムシ、ネジラミなどが挙げられます。これらの病害虫は、葉や茎に寄生して、植物の汁を吸ったり、葉を変色させたり、生育を阻害したりします。

病害虫の発生を防ぐためには、日頃からアイビーをよく観察し、早期発見・早期対処を心がけましょう。もし、病害虫を発見した場合は、すぐに適切な薬剤を使用したり、被害を受けた部分を取り除いたりするなどの対策が必要です。

また、風通しを良くし、葉水をこまめに行うことで、病害虫の予防効果を高めることができます。特に、ハダニは乾燥した環境を好むため、葉水が有効です。

【まとめ】アイビー(ヘデラ)を環境に合わせて育てて、グリーンを楽しもう!

アイビー(ヘデラ)は、つる性の観葉植物で、
その丈夫さと育てやすさ、
そして多様な葉の形や模様から、
インテリアグリーンとして非常に人気があります。
鉢植えだけでなく、
水栽培やハンギング、
グランドカバーなど、
様々な楽しみ方ができるのも魅力です。

アイビーを元気に育てるためには、
日当たり、風通し、水やり、肥料、
用土、植え替え、剪定など、
基本的な管理をしっかりと行うことが大切です。
また、室内で育てる場合と屋外で育てる場合では、
注意すべき点が異なります。
それぞれの環境に合わせて、
適切な育て方を心がけましょう。

アイビーは、
葉が落ちたり、黄色くなったりするなど、
トラブルが発生することもありますが、
原因を特定し、早めに対処すれば、
回復させることができます。
日頃からアイビーをよく観察し、
異変に気づいたらすぐに対応するようにしましょう。

アイビーは、挿し木で簡単に増やすこともできます。
ぜひ、あなたもアイビーを育てて、
緑のある暮らしを楽しんでみてください。
そして、アイビーの持つ様々な表情を、
インテリアに取り入れて、
おしゃれな空間を演出しましょう!

この記事でご紹介した育て方やトラブル対策を参考に、アイビーとの生活を楽しんでください。

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