6月21日の誕生花

広告 誕生花

6月21日の誕生花は?花言葉もあわせて紹介

誕生花とは?

誕生花とは、生まれた月日にちなんだ花のことです。
1年366日(2月29日も含む)それぞれに特定の誕生花が割り当てられていて、その日に生まれた人を象徴する花とされています。

誕生花の由来は諸説ありますが、古代ギリシャ・ローマ時代に、神々が特定の日や月、そして花と結びついているという考え方があったことが起源の一つとされています。
その考え方が時を経て、それぞれの日に特定の花を結びつける習慣へと発展していきました。

また、花言葉はそれぞれの花が持つ特徴やイメージから連想される言葉がつけられています。
例えば、赤いバラは「愛情」や「情熱」、白いユリは「純潔」や「無垢」といった具合です。
誕生花を贈ることは、その花が持つ花言葉を通じて、相手にメッセージを伝えるという意味合いも持ちます。

注意点として、誕生花は国や地域、また解釈によって異なる場合があります。
例えば、同じ1月1日でも、ある国ではスノードロップが誕生花とされている一方、別の国では別の花が誕生花とされていることがあります。
これは、それぞれの国や地域の文化、気候、花の生育状況などが異なるためです。

誕生花を贈る習慣は、誕生日のお祝いをより特別なものにする素敵な方法です。
花束やアレンジメントとして贈るだけでなく、誕生花をモチーフにしたアクセサリーや雑貨などをプレゼントするのも人気があります。

誕生花を贈る際には、相手の好みや伝えたいメッセージに合わせて、ぴったりの花を選ぶことが大切です。
また、花言葉だけでなくその花の持つ背景やストーリーを知ることで、より深く、意味のある贈り物になることでしょう。

6月21日の誕生花は?

6月21日の誕生花は、ツキミソウ、アスチルベ、シルクジャスミンなどです。

6月21日の誕生花:ツキミソウ

ツキミソウ(月見草)は、アカバナ科マツヨイグサ属の二年草で、夕方から夜にかけて白い花を咲かせ、翌朝にはしぼんでしまう一日花です。名前の通り、月夜に美しく咲くことから名付けられました。ただし、一般的に「ツキミソウ」と呼ばれる花は、同じマツヨイグサ属のオオマツヨイグサやメマツヨイグサなどを指すことも多く、本来のツキミソウ(学名:Oenothera tetraptera)は、園芸的にはあまり流通していません。

ツキミソウ(ここでは、オオマツヨイグサやメマツヨイグサなどを含む)の花言葉は、「無言の愛情」「ほのかな恋」「移り気」などです。これらの花言葉は、ツキミソウが夜にひっそりと咲き、朝にはしぼんでしまう儚さや、月明かりの下で咲く姿が、秘めた恋心を連想させることに由来すると言われています。

ツキミソウは、道端や空き地などでよく見られます。丈夫で育てやすく、こぼれ種でも増えます。

6月21日の誕生花:アスチルベ

アスチルベは、ユキノシタ科チダケサシ属の多年草で、ふわふわとした円錐形の花穂が特徴です。花色は、白、ピンク、赤、紫などがあり、日陰でもよく育つため、シェードガーデンにもよく利用されます。ヨーロッパやアジア原産で、日本には明治時代に渡来しました。

アスチルベの花言葉は、「恋の訪れ」「自由」「落ち着いた明るさ」などです。これらの花言葉は、アスチルベの繊細で優しい花姿や、日陰でも明るく咲く様子に由来すると言われています。また、ふわふわとした花穂が、恋のときめきを連想させることから、「恋の訪れ」という花言葉もつけられました。

アスチルベは、切り花や鉢植え、庭植えとして楽しめます。湿り気のある場所を好み、乾燥には弱いので注意が必要です。

6月21日の誕生花:シルクジャスミン

シルクジャスミンは、ミカン科ゲッキツ属の常緑低木で、白い花からジャスミンのような甘い香りを放ちます。別名「ゲッキツ(月橘)」、「オレンジジャスミン」とも呼ばれます。花だけでなく、光沢のある美しい葉や、秋に赤く熟す実も楽しめます。

シルクジャスミンの花言葉は、「純粋な心」「愛らしさ」などです。これらの花言葉は、シルクジャスミンの白く清楚な花姿や、甘く優しい香りに由来すると言われています。また、その香りが、心を穏やかにしてくれることから、「純粋な心」という花言葉もつけられました。

シルクジャスミンは、鉢植えや庭木として楽しめます。日当たりと水はけの良い場所を好みますが、寒さにはやや弱いので、注意が必要です。

まとめ

6月21日の誕生花は、ツキミソウ、アスチルベ、シルクジャスミンと、それぞれ異なる魅力を持つ花々です。ツキミソウは「無言の愛情」、アスチルベは「恋の訪れ」、シルクジャスミンは「純粋な心」という花言葉を持ち、それぞれの花の特性やイメージを象徴しています。これらの誕生花を贈ることは、言葉にできない想いを伝えるだけでなく、誕生日をより特別なものにするでしょう。花言葉やその背景にあるストーリーを添えることで、より一層心のこもったプレゼントとなります。

-誕生花