7月11日の誕生花

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7月11日の誕生花は?花言葉もあわせて紹介

誕生花とは?

誕生花とは、生まれた月日にちなんだ花のことです。
1年366日(2月29日も含む)それぞれに特定の誕生花が割り当てられていて、その日に生まれた人を象徴する花とされています。

誕生花の由来は諸説ありますが、古代ギリシャ・ローマ時代に、神々が特定の日や月、そして花と結びついているという考え方があったことが起源の一つとされています。
その考え方が時を経て、それぞれの日に特定の花を結びつける習慣へと発展していきました。

また、花言葉はそれぞれの花が持つ特徴やイメージから連想される言葉がつけられています。
例えば、赤いバラは「愛情」や「情熱」、白いユリは「純潔」や「無垢」といった具合です。
誕生花を贈ることは、その花が持つ花言葉を通じて、相手にメッセージを伝えるという意味合いも持ちます。

注意点として、誕生花は国や地域、また解釈によって異なる場合があります。
例えば、同じ1月1日でも、ある国ではスノードロップが誕生花とされている一方、別の国では別の花が誕生花とされていることがあります。
これは、それぞれの国や地域の文化、気候、花の生育状況などが異なるためです。

誕生花を贈る習慣は、誕生日のお祝いをより特別なものにする素敵な方法です。
花束やアレンジメントとして贈るだけでなく、誕生花をモチーフにしたアクセサリーや雑貨などをプレゼントするのも人気があります。

誕生花を贈る際には、相手の好みや伝えたいメッセージに合わせて、ぴったりの花を選ぶことが大切です。
また、花言葉だけでなくその花の持つ背景やストーリーを知ることで、より深く、意味のある贈り物になることでしょう。

7月11日の誕生花は?

7月11日の誕生花は、ハイビスカス、ミント、アカンサスなどです。

7月11日の誕生花:ハイビスカス

ハイビスカスは、アオイ科フヨウ属(ハイビスカス属)の植物の総称で、南国をイメージさせる、鮮やかで大きな花を咲かせます。
ハワイ州の花としても知られ、フラダンスの髪飾りなどにもよく用いられます。
花色は、赤、ピンク、白、黄色、オレンジなどがあり、一重咲きや八重咲きなど、様々な品種があります。
一日花ですが、次々と新しい花を咲かせます。

ハイビスカスの花言葉は、「繊細な美」「新しい恋」「勇敢」などです。
これらの花言葉は、ハイビスカスの華やかで美しい花姿や、一日でしぼんでしまう儚さに由来すると言われています。
また、ハワイでは、ハイビスカスは神に捧げる花とされ、「信頼」という花言葉も持っています。

ハイビスカスは、鉢植えや庭植えで楽しめます。
日当たりの良い場所を好み、高温多湿に強いですが、寒さには弱いので、冬は室内に入れる必要があります。

7月11日の誕生花:ミント

ミントは、シソ科ハッカ属(ミント属)の植物の総称で、清涼感のある香りが特徴です。
ペパーミントやスペアミント、アップルミントなど、様々な種類があり、ハーブとして広く利用されています。
葉をハーブティーや料理の香り付け、アロマテラピーなどに用います。

ミントの花言葉は、「美徳」「効能」「貞淑」などです。
これらの花言葉は、ミントが古くから薬草として用いられ、人々の健康に貢献してきたことや、その爽やかな香りに由来すると言われています。
また、ギリシャ神話では、冥界の王ハデスに愛された妖精ミンテが、ハデスの妻ペルセポネの嫉妬によって草に変えられたという伝説があり、そこから「貞淑」という花言葉も生まれました。

ミントは、丈夫で育てやすく、初心者にもおすすめのハーブです。
日当たりと水はけの良い場所を好みますが、半日陰でも育ちます。
繁殖力が強いので、地植えにする場合は、注意が必要です。

7月11日の誕生花:アカンサス

アカンサスは、キツネノマゴ科アカンサス属(ハアザミ属)の多年草で、大きく切れ込みの入った葉と、力強く伸びる花穂が特徴です。
6月10日の誕生花としても紹介いたしましたが、地域や解釈によって、異なる日付の誕生花とされることがあります。
地中海沿岸原産で、古代ギリシャ・ローマ時代には、建築物の装飾モチーフとしても用いられました。コリント式建築の柱頭のデザインとしても有名です。

アカンサスの花言葉は、「芸術」「技巧」「離れない結び目」などです。これらの花言葉は、アカンサスが古代から芸術作品のモチーフとして用いられてきたことや、その力強く美しい姿に由来すると言われています。また、「離れない結び目」は、アカンサスの葉が絡み合うように見えることからつけられたのかもしれません。

アカンサスは、存在感のある植物なので、庭のフォーカルポイントとして植えるのがおすすめです。日陰にも強く、丈夫で育てやすいです。

まとめ

7月11日の誕生花は、ハイビスカス、ミント、アカンサスと、それぞれ異なる魅力を持つ花々です。ハイビスカスは「繊細な美」、ミントは「美徳」、アカンサスは「芸術」という花言葉を持ち、それぞれの特性や背景を象徴します。これらの誕生花を贈ることで、言葉だけでは伝えきれない想いを届けることができるでしょう。誕生日という特別な日に、花言葉やその背景にあるストーリーを添えて贈れば、より一層心に残るプレゼントとなるはずです。

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